
いつ頃から、どうしてハーモニカと呼ぶようになったのか、はっきりした由来もなく、もしかしたら商品名であるかもしれない、という説もある。ドイツで発明されたものだが当時はマウス・オルガンと呼ばれていた。
日本には、明治24年に初めて輸入され、初めは口琴と呼ばれていた。マウス・オルガンをそのまま邦語訳にしたものと思われる。
ハーモニー(和音)が吹きやすい楽器でもあり、その意味ではハーモニカという名称は楽器の特性をよく表していると言える。なお、ハーモニカと呼ばれた楽器が、この他にも存在している。その代表的なものが、濡れたコップの縁を指でこするグラス・ハーモニカである。18世紀後半から19世紀初めにヨーロッパにおいて、大いにもてはやされた。もちろん、ここでいうハーモニカとは全く違う楽器の一つである。