● 鈴木楽器と大正琴の広がり

昭和30年、鈴木琴城は、愛知県名古屋市に大正琴の最初の教室を開設し、琴城流をスタートさせました。やがて、大正琴が第二のブームを迎えている中、昭和40年より大正琴の製作をはじめた鈴木萬司と鈴木琴城は、昭和46年に運命的な出会いを果たします。大正琴にかける鈴木琴城の並々ならぬ情熱は、良い大正琴を世に送り出そうとする鈴木萬司の思いと完全に一致し、ふたりは大正琴の普及活動に向けて二人三脚の道を歩みはじめたのです。
そして、名古屋を中心として演奏の輪を広げようとしていた琴城流大正琴教室は、全国展開する鈴木楽器営業所(現在の琴城流大正琴振興会・地区本部)を拠点として、全国津々浦々に広がりはじめたのです。