date 2月12日(金) / place 恵比寿 LIQUIDROOM
musician THE HEAVYMANNERS P-ブロッのバスメロ使いの鈴木潤さんが昨年より参加しているのがTHE HEAVYMANNERS、史上最強のレゲエ・ダブ・バンドだ。
潤さんがレゲエピアニストとして活躍されていることは伺っていたが、今回はよりハードなバンドでの登場に内心驚かされたものだ。P-ブロッでお会いするときは中央の椅子に深々と腰掛けて穏やかな表情でバンドのグルーブを出しているのだが、この日の潤さんは厳しい眼光でキーボードの前に仁王立ち。激しいダブの揺れに身を預けてのバッキング。そして、メロディオンへと指を移す。 この日のメロディオンはPRO-37v2、野太いリードサウンドをマイクで拾っている。ダブでのメロディープレイは音高の上下は少なく、ピンポイントをマイクで狙える。その分、ベースの超絶技巧が際立っている。
また、深いリバーブを含む潤さんのリードサウンドはやわらかくホールを包み込む。強いビートと複雑に動くベースラインとは対照的に単調なフレーズを重ねていく。しかし、これほどまでにカッコいいメロディオンはないのである。トイ楽器としてではなく、キーボードとしてメロディオンを取り上げているスタンスの違いがサウンドに現れる。潤さんの吹きおろすリードサウンドはフェードアウトするまで色あせることがないのだ。 今年、発売から50年目を迎えるメロディオン、50年前にこのような音楽シーンで活躍することは夢にも思わなかったことだ。アーティストたちの研鑽により今後も幅広い活躍の場を得られることを強く願っています。同時に、楽器としての進化、発展を心がけ、アーティストの心に響く楽器作りに邁進したく思います。 |




