date 7月10日(土) / place THE SCRATCH (小牧)
musician unoiyo(sop)、YUIPU(alto+vn)、chi-chan(alto)、CHIKKY(bass) 名古屋の鍵ハモお嬢さんFlying doctorはメロディオンの看板娘としても大活躍。最近ではHAMMOND 44を手にしてELECTRIC SOUNDでグイグイと攻め込んでいます。今回は50th Modelのレッドとブルーを持って、彼女たちのワンマンライブにお邪魔しました。 お店に着くなり、ブルーとレッドのショルダーケースを差し出して、「今日使ってみる?」 と差し出すと、即時に飛びついてきたのはunoiyoだった。 「使います。是非使います。私は赤がいいな。」 と大はしゃぎ、近くにいたYUIPUも寄ってきて、「私も赤がいい。」 物分りのいいリーダーunoiyoは、「じゃあ、ブルーにしよう。」 とレッドはYUIPUに譲り、ケースからブルーを取り出し吹き始める。 しかし、・・・・・?・・・・・・? アコースティックのときは、unoiyoはソプラノではなかったのだろうか。 案の定、ブルーは遅れてやってきたchi-chanの手に渡るのだった。本当に物分りが良かったのは、「どうせ、私はバスだから・・・。」 と遠くで眺めていたCHIKKYだったのです。
オープニングはアコースティックサウンドから。「ディズニー・エレクロニカル・パレード」「リベルタンゴ」の2曲を吹き上げてたくさんの拍手をいただく。そして、看板娘としてMCの腕もグングンあげているunoiyoが50th Modelを紹介して、YUIPUとchi-chanに 「吹いてみてどうでしたか?」 と感想を求めると。 「かわいいー! 」と、レッドを高らかにあげてYUIPUが叫ぶ。chi-cyanも 「うん、かわいいよね。」 と応じる。 さすがのunoiyoもちょっとムッとしたのだろう、「吹いた感想をもらえたらうれしかったんですけどぉ・・・。」 と睨みをきかせる。 慌てたYUIPUが、「音がいいですね。学校で使っていたのとは全く違う響きですよ。」 「そうそう、遠くに音が飛んでいくような感じ。」 とchi-chanが付け加える。 しどろもどろのコメントになってしまったが、看板娘たちの言いたかったことは、「音の抜けが良くて、吹き応えがある。カラーリングもバッチリ。」ということらしい。 この後はHAMMOND 44とHAMMOND BB によるエレクトリックサウンドが炸裂するのであった。
超満席となった今夜のTHE SCRATCH、映画音楽、ブラジル音楽、ジブリ・メドレーなど、Flying Doctorの多彩なプログラムが繰り広げられる。4月に出会ったときはM-37を主体としたアンサンブルでunoiyoのソプラノだけが突出している演奏だったが、HAMMOND 44を手に入れてからは全体の響きがパワーアップ。今まで聴こえなかった部分までが再現されるため演奏の質も驚くほどに向上してきた。中でもメキメキと腕をあげているのがCHIKKYのBBだ。曲想にあわせたトーンバランスで豊かなベースサウンドを奏で、バスメロディオンとは思えないようなベースラインを吹き上げる。まさに、Baby Bassの本領発揮である。そして、前半の最後のRhapsody in Blueへと突入するのであった。
最早Flying Doctorの定番となっている「ルパン3世のテーマ」からスタートした後半は、パーカッションとベースが加わりサウンドが益々厚くなり演奏も過熱する。CHIKKYのBBもベースに煽られながらもオフビートのグルーブを主張する。後半も4ビートのスタンダードジャズ、YUIPUのバイオリンを取り上げた葉加瀬太郎のナンバー、ビートルズなど、Flying Doctor の多彩なプログラムがフロアに染みていく。ライブがスタートしたときは「鍵盤ハーモニカで何ができるのだろうか。」 と傍観してきた人たちも彼女たちの音楽観に誘われ、純粋に音楽を楽しまれている。フィナーレのチャルダッシュが終わったときには拍手が鳴り止まないのだ。 慣れないMCに奮闘したunoiyo、何度もマイクに帽子をぶつけたYUIPU、無性にはじけまくっていたchi-chan、、ひたすらBBに息を送っていたCHIKKY。彼女たち4人のステージが新たなメロディオンの扉を開いた。扉の向こうの果てしない空にFlying Doctorはこれからも元気に飛び続けるのだろう。 【お知らせ】 7月25日(日) ヤマハミュージック東海 名古屋店においてFlying Doctorのワークショップ&ミニライブがおこなわれます。皆様是非お出かけください。 |














