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残暑厳しい水都大阪、B'zの全国ツアーもいよいよ最終地となりました。毎年B'zの音楽を骨太のオルガンサウンドで彩られている増田隆宣さんに開場前のステージを案内していただきました。
何時見ても驚かされるのはスケールの大きさ、巨大なドームに相応しい迫力のステージです。増田さんのセットはステージ中央に配置され、New B-3、TRITON、OASYS、mini moog、お馴染みの顔ぶれが並びます。 |
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まず目に留まったのは増田さんの後ろの2台のレスリー147、ホーンスピーカーに灯があてられていて存在感があります。しかし、実際に会場で聞こえているのはステージ脇のレスリーの音、雑音の入らない場所で集音されているのです。特に、今回のような広い会場でのサウンドメイクはエンジニアの技が発揮されます。それだけにアーティスト側も原音にこだわるのは当然のことでしょう。ステージ脇のレスリー147からは心地よい歪みを伴った迫力のあるオルガンサウンドが奏でられています。
また、ロックオルガニストとしてファンを魅了する増田さん。天高く突き上げた掌が擦り上げる派手なグリッサンドや踊るようなバッキングプレイなどもライブならではの醍醐味です。これらのアクションを可能にするためにNew B-3専用の台を用意されているのも興味深いところです。 |
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今回のドームツアーではアリーナ後方に円形のサブステージが設置されたことが新しい試みです。ドームでは後ろの座席やスタンド席からはオーロラビジョンに映るメンバーを見るのが精一杯。本当にうれしい限りのファンサービスです。サブステージには最小限のセットが用意されており、増田さんはXK-1とKORG TR。ステージ脇にはレスリー2101が設置されています。 |
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午後3時の開場とともにぞくぞくと詰め掛ける人たち、巨大なドームはB'zファンを飲み込みボルテージは高まるばかりです。以前、「B'zというのは自分にとって特別なものです。」とおっしゃっていた増田さん。ロック界のスーパースターとそれを支えるミュージシャンたち。そして桁違いのステージを支えるスタッフたち、そこへ集まる観衆たち。それらの結集こそがB'zの魅力です。そのような場面で最高のオルガンサウンドを奏でられる増田さん。自分は特別なことをしているのではないと常に答えられていますが、増田さんの奏でる88-8843-000のハモンドサウンドには常に引き込まれてしまいます。
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全国の夏を彩ったB'z LIVE-GYM 2006 “MONSTER'S GARAGE”、巨大なプロジェクトに飲み込まれること無く、普遍のオルガンサウンドを奏でられた増田さん。ギターサウンドを壊すことなく、存在感のあるプレイスタイルはロックオルガンの原点ともいえます。常に新しいものを求められるミュージックシーンにおいて、キーボードサウンドの源流をこれからも伝えていただきたく思います。 |
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