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REPORT/河合代介&竹田達彦 デュオ2007/04/19

date
4月13日(金)
place
徳島 P-Paradise
musician
河合代介(Organ)竹田達彦(Drums)

 四国 徳島で活躍されているオルガニスト伊藤和範さんのお招きを受けて鳴門海峡を渡られた河合代介さん。今日も新たなB-3との出会いがありました。対面したのは漆黒のB-3、ブラックレザーを張ったチョップドモデルです。伊藤さんのハモンドオルガンへの思いが感じられる楽器です。一通り音を確認した河合さんはバックパネルを開いてB-3のバランスを調整します。好みのサウンドに仕上がったところでリハーサルがスタートします。

※写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。


 午後7時、オープンしたばかりのP-Paradiseはあっという間に満席状態、今夜のライブへの期待の大きさを感じます。オープニングは伊藤さんの率いるLong Houseの演奏です。ジミースミスのナンバーでまとめたプログラムは玄人好み、伊藤さんのオルガンジャズへの思いが伝わってきます。


 伊藤さんが4曲弾き終えた後は河合代介さんと竹田達彦さんのデュオです。伊藤さんからの4年越しのラブコールを受けて立つステージだけに河合さんの思いもひとしお。初めて出会う徳島のお客様にハモンドオルガンの魅力を伝えるべく、ブルース、バラード、ファンク、ボサノバと多彩なプログラムでステージを努めます。「イパネマの娘」「ミモザ」からスタートして「ミッドナイト ブルース」などのジミースミスのナンバーへ、1部の最後は怒涛の勢いで「トーンホイール」へ突入。1曲ごとにヒートアップする演奏に拍手が鳴り止みません。


 2部では「いそしぎ」「ジョージア」などを情感豊かに歌い上げます。水を打ったようなホールに響くハモンドオルガンのサウンド、竹田さんのドラムが阿吽の呼吸でビートを刻みます。オルガンファンの人も初めて聴かれる人も河合さんのサウンドの前では心地よい時間が流れるだけ、音楽に身を任せて至高のひと時を楽しむ以外ありません。徐々にヒートアップするナンバーにボルテージが上がり、自然のうちに体がリズムをとっています。「ぼくがどこの何者かということはどうでもいいんです。皆さんが今聴いている音がハモンドオルガンなんです。」と語りかける河合さん、徳島の地に大きな足跡を残しています。


 ステージ終了後、「河合さんはハモンドオルガン以外のオルガンは弾かれるんですか。」と尋ねられる伊藤さんに、「ぼくが好きなのはハモンドオルガンのサウンドなんです。オルガンの音なら何でもいいわけではないんです。もし自分がハモンドオルガン以外のものを弾いても誰も喜ばないでしょう。だから、どんなに重くてもハモンドオルガンを持っていくんです。」と応える河合さんの視線の先には伊藤さんの漆黒のB-3が佇んでいました。



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