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| 「文明さん、明後日の渋公(CCレモンホールです。)遊びに行ってもいいですか。」 |
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「えっ、あさってはXK-1使いませんよ…?」 |
「そうじゃなくって、あれですよ。お約束の…」
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「あれ…?」
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| 「そう、あれですよ、あれ。」 |
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「あー、あれね ! あれですね。待ってます。」
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何だかわけのわからない会話からスタートしましたが、7月5日のすかんちVS筋肉少女帯のライブ当日、文明さんご所望の「あれ」を持ってCCレモンホールへ出かけたのでした。
受付を済ませると係員の方に楽屋まで案内していただき文明さんとご対面。早速「あれ」を手渡すとほお擦りするように愛しさを表す文明さん。そこまで文明さんの心を奪った「あれ」とは鈴木楽器の鍵盤笛アンデスだったのです。(引っ張りすぎですね。すみません。)
そもそもアンデスとは何なのか。1985年に鈴木楽器が発売した鍵盤笛、和音の吹ける笛(リコーダー)があったら ! という発想から生まれたユニークな楽器です。教育楽器一筋30年の鈴木楽器が教育界に新風を…という意気込みで世に出した楽器でしたが、アカデミックなリコーダー教育に行く手を遮られ、微妙な息使い(ブレスコントロール)でピッチの変わる特性はデジタル全盛の80年代とは逆行。正当な評価を受ける前に世の中から姿を消したのでした。 説明が長くなりましたが、一部の愛好家の手で保存されていたアンデスと出会った文明さんから相談されたのは約1年前のこと。「是非復刻を。」と懇願され続けていたことが、ついに実現したのでした。
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念願のアンデスと格闘している文明さんを見て「小川さん、それ新兵器 ? 良い音しますね。」 と声をかけるRollyさん。「ストリートオルガンみたいでしょ…ドイツの。」と得意げに弾く(吹く)文明さん。そして、「いいね。それ。」というRollyさんの一声で本番に登場することになったのです。使われたのは「フローラ」の前口上の伴奏。文明さんの奏でるアンデスがレトロな雰囲気を演出するのでありました。 |
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演奏後、「これは奥の深い楽器やね。息の加減が難しい。最高に面白い楽器だからブレイク間違いなし。」とお墨付きをいただいたアンデス。デジタルサウンドが氾濫する現在では素朴さと清涼感を感じさせる楽器です。復刻版の発売は9月4日(火)、お値段は15,000円くらいを予定しています。キーボーディスとの皆さんは是非アンデスをご照覧あれ。
文明さんの日記にも「名前はアンデス」 登場しています。
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文明さんのキーボードプレイ、いつ見ても素晴らしいですね。 |
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