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7月29日(日) |
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金亀 岡村本家 |
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河合代介(organ)、中井勉(guitar)、東敏之(drums) |
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今年もやってきました酒蔵ライブ、創業150年の酒蔵「岡村本家」さんの2階に作られたホールに運び込まれたのはnew B-3と3台のレスリースピーカー。こんな大胆なセットは河合代介さん以外にはありえません。「今日は背中に122XBを2台並べて、3300はちょっと離してセッティングしてみましょう。」と何やら意味深な河合さんの言葉です。セッティングが終わるとドラムの東さんが「レスリー3台なんてゴージャスですな、他ではお目にかかれませんから。」と言いながら携帯電話を取り出すとカメラモードに。さてさて、今回はどんなサウンドを作るのかなと期待しながらリハーサルを待ちます。 |
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「何これ!」と驚いたのは二人同時のことでした。それは河合さんの奏でたオルガンサウンドがあまりにも新鮮だったこと。包み込むようなオルガンサウンドとパンチのあるベースパート、2種類のレスリーがそれぞれのキャラクターをデフォルメしているのです。広がろうとするサウンドと芯を強調したサウンドが分離して聞こえてくるのです。もう一つの声の主は河合さん自身、「この鍵盤どうしたの ?」と驚かれた表情。実は5年間使い続けてきたnew B-3の鍵盤を新しいものに取り替えてきたのです。接点の劣化がないためレスポンスも抜群、「これ気持ちいいよ。」と指に音が付いてくるような感触を楽しむ河合さんでした。 |
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ハモンドオルガンと同じ年に誕生した「岡村本家」11代目の岡村社長、今回が6回目となる中井さんのライブに「豊郷で本場の演奏が聴けることは本当にうれしいことです。地域の方たちも毎年楽しみにしています。」と感慨深く話されます。そんな社長の言葉に応えるようにスタートしたナンバーはOff The Top、スィング感あふれる演奏です。そして何より座敷で聴くジャズも格別なもので、畳を伝わってくるサウンドが体に優しく響きます。皆さん心身ともにリラックスされているようでお酒のほうもすすまれています。
セカンドセットのはじめには中井さんの計らいでハモンドオルガン講座とオルガンソロが設けられました。夏休みということもあって子供たちの姿を見つけた河合さんが「名探偵コナン」のテーマをプレゼント。「バンドでレコーディングしたからソロではやったことないんです。」と言いながら休憩時間を返上した成果を披露されます。河合さんのルーツともいえる大野克夫さんのフレーズがハモンドオルガンの魅力を会場いっぱいに伝えます。
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代々受け継がれた酒蔵の当主は「私たち素人にわかるように演奏してくれることはありがたいことです。絵でも書でも何が書いてあるかわからないようなものは有難みが伝わりにくいものです。本当にすばらしいものは誰が聴いても、見てもわかるものですよ。」と深みのある言葉で河合さんの演奏を讃えられます。
「誰にでも受け入れられること」、シンプルなようですが大変難しいことです。多くの人の味覚に挑まれた酒造り同様、ハモンドオルガンも多くの方たちに愛されるサウンド造りに励みたいと深く感じさせていただきました。
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