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REPORT/過ぎ行く夏はブルースで2007/09/10

date
8月29日(水)
place
吉祥寺 JIROKICHI
musician
塩次伸二(guitar&vocal)、KOTEZ(harmonica&vocal)、
金子雄太(organ)、大槻"KALTA"英宣 (drums)

「今度、金子雄太君と一緒にやるんですけど、どうですか。」とお誘いいただいたのはハーモニカのKOTEZさん。YANCYさんとのデュオは何度かお邪魔したことはあるけれど、オルガンとのプレイは未体験。迷わず高円寺のJIROKICHIへと急ぐのでした。
 お店に着いたのはサウンドチェックの真っ最中。早速KOTEZさんから紹介されたのはギターの塩次さん、京都で活躍されているブルースギターの大御所です。今夜は塩次伸二JAMということで、いろいろなゲストが控えているようです。

※写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。


 「ちゃんと使っていますよ。増えたでしょ。」と言ってKOTEZさんが持ってきたのはハーモニカホルダー、普段はマイクスタンドにかけているものです。「ツアーでもちゃんと使ってますからね。本当に気に入っているのですから」と念を押すように言いながら抜き出されたファイヤーブレスは使い込まれたもの。吹くところだけつや消しのブラックになっています。「今度はもっとオープンなカバーな物を試してみたいですね。是非作ってください。」とご意見をいただきます。


 BACK AT THE CHICKEN SHACKでスタートした今夜のライブ、普段聴きなれているオルガンとは一味違った響きです。ハーモニカのベンドによるサウンドはアコースティック感満載、ブルースのルーツを感じさせてくれます。素朴なのに色彩豊かなKOTEZさんのハーモニカ、ハモンドオルガンがドローバーの組み合わせだけで多彩なサウンドを奏でるように、息遣いひとつで変幻自在のサウンドを操ります。手のひらに収まるハーモニカひとつでも、どんな楽器とも渡り合える存在感です。


 奥のほうでは金子雄太さんがいつものようにクールな表情でPorta B-3を弾きこみます。ハーモニカに主役の座を譲りながらも白玉とベースラインでブルースを語ります。隣には歯切れのいいリズムを打ち込むKALTAさん。縦のビートが気持ちいいほどはまってきます。


 セカンドステージは塩次さんと金子さんのデュオでスタート。ブルースギターマスターを相手に歌いあげる金子さん、ブルージーなオルガンプレイで魅了させてくれます。そして、この後が塩次伸二JAMの幕開けと言わんばかりにゲストたちが登場します。「関西人in Tokyo」の種村マサオさんのステージには開場も騒然、種村さんのパフォーマンスに呼応して跳ねるKOTEZさん、「若いものには負けられん。」と跳ねる塩次さん。KALTAさんも金子さんも立ち上がってしまい大暴れのステージです。
 「ブルースっていうのは女々しい詞が多いんや。」と言われた塩次さん、だからこそ明るく音楽で昇華していく。そんな奥深さが伝わってくるステージでした。夏の終わりを惜しむかのようにアンコールの拍手が会場に残りました。


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