いつの頃でも大きく見えるのが親父の背中。「親の背を見て子は育つ」と言うが、まさにその背中で多くのジャズプレイヤーたちを育ててきた伊原康二さん。渋谷スペイン坂の「Baby Talk」では毎晩若手ジャズプレイヤーたちが伊原さんの背中をバックに演奏してきた。時に厳しく、時に暖かく、親父のハモンドオルガンが響く。そんな心温かいジャズスポットが今月で幕を閉じる。
伊原さんにどの位のプレイヤーが演奏したかと問うと、「ぼくのCDだけでも33人も出ているからね。勿論、同じ人も出ていますが、週6日やっていますからすごい数ですね。」 と答え、「この6年8ヶ月、ぼくの人生の中で一番オルガンを弾きましたね。」 と付け加えられる。暖かい笑顔だ。
ファイナルまであとわずか、大きな背中が語るオルガンジャズで秋の夜長をお楽しみください。





