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REPORT/つるりんと愉快な仲間たち XK-EVOLUTION編2007/10/17

date
10月6日(土)
place
横浜情文ホール
musician
敦賀明子(or)、エリック・ジョンソン(g)、ビンス・エクター(dr)

 アルバム「SWEET AND FUNKY」のレコーディングメンバーを引き連れ凱旋帰国の「つるりん」こと敦賀明子さん。一昨日はOrgan Jazz 倶楽部、昨夜はBody&Soulを熱狂させて本日は横濱ジャズプロムナードに出演。メンバーも箸が上手に使えるようになり、控え室ではお弁当に舌鼓を打っています。

※写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。


 今回の相棒はXK-EVOLUTION&Leslie3300、1月のプチ帰国ツアーと同じセットです。Leslie3300についてはエンジニアを質問攻めにしたこともあり設定はお手の物、中低音を厚くしていきわずかな歪と押し出し感をチューブで調整。「ここに何か壁を作って、ビンスに音がまともにぶつかるから。」 と言われて譜面台で遮音、どうやら昨晩は3300の爆音をまともに受けてしまったようだ。ドラムの音までも消してしまったため少し不機嫌なビンス、挑戦的な視線をLeslie3300に送っています。もう一人、ギターのエリックは安全地帯に陣取り爆音を回避しています。


 「Meanie Queenie」ビンスのフィルインからスタートしたステージはオープニングから心地良いスィングがホールを包みます。エリックをフィーチャーした「GEORGIA ON MY MIND」ではブルージーにホールを染め上げた後、「Where Is The Love」の軽めの8ビートで覚醒する。心憎い選曲です。圧巻だったのは「When Johnny Comes Marching Home」、ビンスのスィンギーなビートにのって何処までも疾走するオルガンとギター。行き着く先が見えないままにうねり、吼えるLeslie3300、鼓動の高まりがビンビン伝わってきます。ホールをオルガン一色に埋め尽くしても、まだまだエクスプレッションには余裕のあるLeslie3300。昨夜の被害者ビンスも今日は全身にサウンドのシャワーを浴びてパワフルなドラムを聴かせてくれます。


 この後、ニューアルバムから数曲披露してステージを後にします。満席状態の会場はライブの余韻を楽しむようにしばらく席を立てないお客様も多く、口々に「すごかった」「良かった」を連発。玄人肌の横浜のジャズファンたちを瞬く間に虜にしてしまったつるりんと愉快な仲間たちでした。




date
10月7日(日)
place
鍵盤堂
musician
敦賀明子(or)

 翌日は渋谷の鍵盤堂さんでのインストアライブに登場。ハモンドオルガン普及委員長の河合代介さんより「来日中に普及活動を」 と特命を受けていたこともあり、慣れないソロでのステージです。ボディーガードたちを置いてきたためか、「ソロはめっちゃ緊張する。」と不安げなつるりんでしたが、お客様の暖かい拍手とお店のスタッフの暖かい対応に勇気をいただき演奏にも熱が入ります。


 抜群の横揺れを醸し出すつるりんのブルース「Back At The Chicken Shack」による幕開け、セカンドアルバムの「Saving All My Love For You」はホイットニー・ヒューストンのナンバー、ソロでも抜群の聴き応えです。このほかにも「St. Louis Blues」「リパブリック賛歌」「GEORGIA ON MY MIND」 などCDのナンバーを披露、ハモンドオルガンの魅力を十分に伝えてくれます。


 今回のもうひとつの目玉はつるりんの本音トーク、ライブ中のMCでは語りきれないことを鍵盤堂の高橋さんが聞き出します。「小さいときからエレクトーンをやっていて、ピアノが弾きたくて音大に入ったんだけど、先生に『あなたの弾き方はオルガンね。』って駄目出しされて、(気持ちが)スーってひいちゃった。たまたまバイトでピアノを弾いていたお店にハモンドオルガンがあったのがきっかけで、ハモンドオルガンにはまってしまいました。」とハモンドオルガンとの出会いを話され、「最初はどう弾いたらいいのか分からなくていろいろな人に聞きました。いろいろな人に助けられて今日ハモンドオルガンを弾いています。自分で役立つことがあればいつでも相談してください。」とオルガンビギナーへのメッセージもいただきました。その言葉通り、ライブ終了後も残られたお客様相手にクリニックを繰り広げるつるりんでした。
 今回、急遽開催となった鍵盤堂さんのインストアライブにお越しになったお客様、暖かいイベントを企画していただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。


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