現場にお邪魔すると緊迫感のあるリハーサルが始まっています。会釈を交わして現地の音響スタッフさんに挨拶をすると、金子さんは早出でXK-3cを弾き込んでいたとのこと。「弘法筆を選ばず」の諺のように、金子さんならばどんな楽器でも簡単に弾きこなしてしまうものと思っていましたが、名人ゆえに筆を知る努力を怠らないものなのですね。その探究心の深さには頭が下がります。
リハーサルの合間に感想を伺うと、「マイナーチェンジと思っていたけれど、XK-3とはまったく別物なんですね。音源はPorta B-3よりも上をいっていますよ。とにかく、デフォルト値がすばらしい。」と絶賛される。いやいや、金子さんに褒めていただくよりも、苦言をいただきたいのですが・・・。 すると、意を解したように自身の設定との相違を話し始める。それは数値の上では微々たることであるが、感性の上では大きく異なることであった。(この部分については
金子さんのブログ「XK-3c」で解説されています。是非ご参照ください。)