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REPORT/楽器フェスティバル2008 ご来場有難うございます。2008/11/17

date
10月26日(日)
place Lounge
池袋サンシャイン
musician
河合代介(Hammond Organ)、田中光栄(Harmonica)

※写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。

 楽器フェスティバル2008、ハモンドブースの人気を二分したのはB-3mk2とHAMMOND 44。
 new B-3の誕生から6年、新たな音源を搭載したデジタルトーンホイールが産声をあげる。XK-3cで培われたDSP回路とともに、また一歩時空を遡る。「HAMMONDORGANとは何か」という命題と常に対峙するエンジニアたちの回答がB-3mk2である。
 スズキメロディオンとのコラボレーションによって誕生したHAMMOND 44は鍵ハモと総称される楽器たちとは一線を引く新たなリード楽器。ステージキーボードとしてのクォリティ、ブレスコントロールを重視したリードサウンド、両面を満足させるものである。


 これら強力なラインナップを発表したハモンドが楽器フェスティバル2008でお届けしたのは河合代介さんと田中光栄さんのジョイントライブ。スズキグループで作っている一番小さな楽器と大きな楽器の組合せなのです。
 田中さんが演奏されるのは「ファビュラス」という超合金ボディーのクロマチックハーモニカ。「よくあんなに重いものを持って演奏できるよね。」と河合さんが驚くほど、重さは何と760g。しかし、常にハモンドオルガンを運んでいることを河合さんにとって760gなど…と突っ込むと、「ぼくは演奏中何も持ってないですよ。」とかわされる。楽器それぞれに試練の道があることで問答は決着を得たのであった。


 今回のイベントライブが初顔合わせの河合さんと田中さん、そのためスタンダードなプログラムとなったのだが、流石はそれぞれの世界の第一人者、オープニングから派手なバトルを繰り広げます。この様子を見てイベント担当のスタッフは、「この場は存分にプレイしていただこう。」 とデモモードからライブモードへと路線を変更、画してコマーシャル抜きのガチンコライブとなったのです。
 クロマチックでは甘いサウンドを奏でていましたが10ホールズに持ち替えた田中さんは豹変、ブローした金属音をぶつけてくる。それに対して河合さんはフルドローバーの音圧で立ち向かう。豊かなオルガンサウンドを発しているのは河合さんがチューニングに参加したLeslie2101mk2である。オルガンの分厚いローとハーモニカの突き抜けるようなハイが重なり合う。何ともいえない響きである。


 遊びに来られていたジョー・パワーズ氏もこの様子を見て「僕も参加する。」 と2回目のステージに登場。ジョーも田中さんもクロマチックと10ホールズを自在に操り会場を引き込む、河合さんは二人の演奏にグルーブを送り続け、二人がやりつくした後の場を引き継ぐとパワー全開。DKワールドを炸裂させる。そして、何事も無かったかのようにテーマに戻るとヒートアップしたバトルは平静を取り戻すのであった。


 ハーモニカとハモンドオルガンのデュオというのは稀なことではあるが、どんな形であれミュージシャン同士が心を通じ合わせる姿は美しいものである。そして、私どもメーカーの楽器を取り上げてくださっていることは大変喜ばしいことであり、重い責任を感じています。毎年、楽器フェスティバル、楽器フェアの会場で皆様からいただく貴重なご意見を大切にして、今後の製品作りに生かしていただきたく思っています。期間中ご来場いただきました方々に心よりお礼申し上げます。


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