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2009/03/02
date
1月29日(木)
place
名古屋 Star Eyes
musician
藤山E.T.英一郎(Drums) 浅井良将(Alto Saxophone) 宮川純(Organ)
※写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
「今後楽しみなオルガン弾きがいるよ。」と、サクソフォンプレイヤーの小濱安浩さんから紹介していただいたのは一昨年の秋だった。昨年の夏は「名古屋のオルガン王子。いいですよ。」と、ワイエスの名物ボーカリスト窪田さんがはしゃいでいた。昨年の冬になると東京の知人から「宮川純って知っていますか。」と聞かれる。ジワジワとその名前を広めている「
宮川純
」。何度か面識はあるのだが、その演奏をじっくり聴くのは今夜が初めてである。
今回は
藤山E.T.英一郎
さんのセッションに参加。フロントには甘いサウンドを奏でるサクソフォンプレイヤー
浅井良将
さん。雄雄しい九州男児のリズムと、瀟洒な神戸男子のメロディーをつなぐのが宮川さんのオルガンだ。藤山さんのドラムは力強く、情感も豊かである。彼のグルーブにシンクロしていかないとリズムがオルガンのコードを通過してしまう。それだけにペダルワークは神経を使うものだろう。宮川さんのオルガンがリズムを受け止めることで浅井さんのサクソフォンも輝きを増す。どこまで彼が意識しているのかは未知だが、彼がバンドのサウンドメイクできるオルガニストであることは確かである。
いよいよ宮川さんにソロが回ってくる。「これほどまで正確に指が回るものか。」彼の経歴からすれば当然のことだろうが驚きは隠せない。XK-3のサウンドのツボも心得ている。つなぎから主役の座へ移った彼は怯むことなくオルガンサウンドで攻めてくる。天性のジャズメンであることを感じさせられる。
名古屋のジャズスポットには耳の肥えた常連客が多い。そして、辛口の評論が実力派プレイヤーを育んでいる。しかし、そのような名古屋でもオルガニストはまだまだ少なく、彼への期待が高まるのは自然な成り行きだろう。
「先日、東京のブルース・アレイ・ジャパンでトーンホイールのオルガンを弾かせていただきました。別物ですね。知らない音が出てきました。金子雄太さんと共演できたことも刺激になりました。もっとたくさんの方のプレイを勉強したいです。しかし、自分はオルガンだけでなくピアノとも両立させていきたいと思っています。」と目を輝かせた宮川さん。そこには年齢相応な青年の姿があった。
今後ますますの活躍を期待できるオルガニストの出現です。オルガンファンの皆さん、是非名古屋のジャズスポットを訪ねてみてください。
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