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HAMMOND FESTIVAL 2009 全国大会 最優秀賞は星裕水さん(東日本地区代表)2010/1/14

date
10月10日(土)
place
大田文化の森ホール

※写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。

 全国4地区の予選を通過されたオルガニストたちの祭典HAMMOND FESTIVAL 2009全国大会が大田文化の森ホール(東京都大田区)において開催されました。今年度は課題曲部門より5名、自由曲部門より9名が選出され、熱演を披露されました。

集合

 今年度最優秀賞に選ばれたのは東日本地区代表の星裕水さん(自由曲部門Group Artists)。演奏されたのは「ダッタン人の踊り」、クラッシックの作品をアレンジした演奏はドローバーのみでオーケストラを語る壮大なもの。ハモンドオルガンの原点を感じさせるサウンドメイク、大胆なアーティキュレーション、決め細やかなフィンガリング、すべてにおいて高い水準の演奏でした。
  優秀賞を獲得されたのは西日本地区代表の舩曳民子さん(自由曲部門Group Artists)。抜群のグルーブで「Can’t Get Satisfied」を演奏、25年ぶりのコンクール出場というブランクはキャリアという実力に昇華されている。ジャズオルガンのメッカ・西日本大会を制した演奏は素晴らしかった。
 努力賞は課題曲、自由曲両部門に出場された東日本地区代表の池田春花さん(Group Kids)。「ステアウェイ・トゥ・パラダイス」「茶色の小瓶」を伸びやかに演奏された。
 敢闘賞は東日本地区代表の山中美央さん(自由曲部門Group Artists)。昨年の課題曲「Swanee」を選曲、スピード感を保持したマニュアルベースと心地良いスィングのノリは生き生きとしたもので好感の持てる演奏であった。


 また、特別ゲストとして登場されたのは名古屋センターの鈴木郁子先生。ここ数年、ジャズオルガニストたちによる演奏をお届けしてきたのですが、今年はハモンド音楽教室の原点とも呼べる演奏をお聞かせいただきました。
 XT-100ではボサノバの「デサフィナード」と、リズムを利かせた演奏でご当地ソングの「東京ブギウギ」を。new B-3では「シェルブールの雨傘」をタンゴ風のアレンジで、「オーバー・ザ・レインボウ」をシアタースタイルの真髄とも呼べる演奏で披露されました。
どのような楽器、演奏スタイルであれ、人を感動させられる奥深さは、ハモンドオルガンを志す人たちの模範となる演奏でした。

 今大会でステージに並んだのはnew B-3とXT-100。その中でもXT-100に課せられたのは作り込んだシーケンスではなく、リズムとオーケストラボイスの存在であった。オルガンプレイがリアルタイムであるのは当然のことだが、機能に支配されることのない演奏は各々の音楽観や人間味が反映され大変味わい深い演奏でありました。誕生から75年目をむかえた今日でもハモンドオルガンが世界中の人々から愛されているのは、そのような感動を伝えられるからではないでしょうか。
 また、地区大会を含めていろいろなジャンルの音楽がドローバーサウンドで表現されたのも今大会の傾向でした。課題曲部門で示してきたドローバーサウンドでの演奏が理解され、各々に発展した演奏へと広がりを見せています。これは大会を主催する者として大変喜ばしく、ハモンドオルガンの将来に光明を感じさせていただきました。
 最後にHAMMOND FESTIVAL 2009も出演者の皆様、ご指導いただきました先生方をはじめ、多くの方々よりご協力を賜り無事終了いたしました。皆様のご厚意に深く感謝申し上げます。次回HAMMOND FESTIVAL 2010で再びお目にかかりますこと、楽しみにいたします。


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