レスリー3300 プレイヤー3300を徹底解剖

Q1. 重量を教えてください。  レスリー122XBと比べてどうですか?
Ans. レスリー3300は57kgで、レスリー122XBは70kgです。

Q2. 大きさを教えてください。 レスリー122XBと比べてどうですか?
Ans. レスリー3300は63(幅)_52(奥行)_ 90(高さ)cmで、
レスリー122XBは74(幅)_53(奥行)_ 105(高さ)cmです。

Q3. 低音部も本物のローターが回転していますか?
Ans. はい、ドラムローターも122や122XBと同じローターが使われており、実際に回転しています。

Q4. ローターの回転について、スピードが調整できるそうですが、ローターの関係ではその他にはどんなことが調整できますか?
Ans. ホーンローター、ドラムローターとも次の4つのパラメーターを調整することが可能です。
1.スローで回転している時のスピード  (SLOW SPEED)
2.ファーストで回転している時のスピード (FAST SPEED)
3.スローからファーストになるまでの時間  (RISE TIME)
4.ファーストからスローになるまでの時間  (FALL TIME)
調整箇所はリアパネルの中央やや右よりに開いている小さい穴8個です。ここに調整用の小型のドライバーを挿入して調整します。詳しくは取扱説明書7ページをご覧下さい。

Q5. ローターの回転がボリュームを動かしてもスピードが変わらないのですが?
Ans.  ローターが回転中は慣性が働いていますので、ボリュームを動かしてもすぐにはスピードが変わりません。ボリュームを動かした後、その状態が反映されるまで、8秒以上お待ち下さい。

Q6. ローターの回転を調整するボリュームを動かしてみました。工場出荷時の状態に戻すにはどうすれば良いですか?
Ans.  ローターの回転を工場出荷の状態に戻すには、フットスイッチを3300に接続し、踏み込んだままの状態で、3300の電源を入れます。その状態でパネルにある8個の穴にあるボリュームを調整します。それぞれのパラメーターが工場出荷時にもどれば、LEDが点灯しますのでLEDを目安に調整します。詳しくは取扱説明書 11ページをご覧下さい。

Q7. コントロールボリュームの中でホーンレベルはありますが、ドラムローターの音量はどうやって調整するのですか?
Ans.  ボリュームツマミとホーンレベルツマミの2つを使って調整します。ボリュームツマミを使ってドラムローターの音量をお好みのレベルに調整し、全体のバランスが取れるようにホーンレベルを調整すると良いでしょう。

Q8. チューブドライブレベルとチューブモードのボリュームはどうやって使うのですか?
Ans.  最初チューブモードはセンターにしておきます。音を出しながらチューブドライブレベルを上げていきます。ドライブを一杯上げても不十分なときは、さらにチューブモードを右に回してお好みの深さに設定します。当社ハモンドオルガン接続時は取扱説明書にさらに詳しい説明があります。

Q9. サブウーハーボリュームは何の為に使いますか?
Ans.  3300の設置場所、コンサートのPA等の状態によっては低音の音量を増やしたい場合があります。通常はリアパネルにあるトーンコントロールのバスを調整することで補正できますが、それでも満足出来ない場合は、3300にあるサブウーハーのアウトプットをPA装置に送って補助します。サブウーハーボリュームはこのアウトプットからの音量を調整します。ただし、このアウトプットから出る音には、レスリー効果はかかっていません。

Q10. レスリーケーブルは何を使えばいいのですか?
Ans.  お使いになるオルガン、キーボードに付いているレスリーの出力端子をご確認ください。
オルガン、キーボード側に11ピンがついていれば、LC11-7Mを8ピンが付いていれば、LC8-7Mをお使い下さい。

Q11. 私の持っているキーボードにはレスリー用の出力端子がありません。3300と接続することは出来ますか?
Ans.  はい、接続してお使いいただけます。レスリー用の出力端子を持たないオルガンやキーボードはラインアウトから標準のシールド線で3300のラインインプットに接続すれば音が出ます。ローターのスロー/ファーストの切り替えは、アンラッチタイプのフットスイッチ(FS-9H等)を3300のフットスイッチ端子に接続して行います。このとき、オルガンに内蔵されているレスリーシミュレーターはオフにしておきます。

Q12. フットスイッチはFS-9Hしか使えませんか?
Ans.  いいえ、市販の多くのフットスイッチを使うことが出来ます。アンラッチタイプでペダルを踏み込んでいる間だけスイッチがオンになるモデルであれば使うことができます。ただし市販のスイッチの中にはON/OFF時、接点のチャタリング等により誤動作を起こすものもありますのでこれから購入されるならFS-9Hをお勧めします。

Q13. どうすれば、ギターを鳴らすことができますか?
Ans.  3300のリアパネル左端にあるラインインプットにギターを接続して演奏します。ギターにより出力やインピーダンスが異なりますので、ご希望の音量が出ない場合があります。ギターをまずエフェクター等に接続し、そのアウトプットから3300のインプットに接続されることをお勧めします。

Q14. ギターを接続したときにスローとファーストの切り替えはどうやって行いますか?
Ans.  ローターのスロー/ファーストの切り替えは、アンラッチタイプのフットスイッチ(FS-9H等)を3300のフットスイッチ端子に接続して行います。

Q15. 古いレスリーの122や147は電源周波数(50Hzか60Hz)によって、ローターの回転スピードが変わってしまいましたが、3300はどうですか?
Ans.  3300はブラシレスDCサーボモーターを使っていますので、ローターの回転スピードは電源電圧や周波数によって変わることはありません。

Q16. 大きい会場ではマイクを立ててPAに音を送ります。マイクの立て方を教えて下さい。
Ans.  もちろん、準備できるマイクロフォンの数によって異なりますが、ホーンローターに2本、ドラムローターに2本をそれぞれスレテオでPAに送ります。3300のリアの上部はパンチングメタルとなっていますので、取り外すことなくマイクをセットすることができます。マイクは2本を40cmほど離してローターの中心を狙った角度にします。マイク同士の距離と角度で、レスリー効果がかなり違って聞こえますので、ご自身でサウンドを確認しながらマイクアレンジを行って下さい。マイクは必ずホーンローターとドラムローターと両方にセットして下さい。マイクが2本しかない場合でも、ホーンローター側に2本だけを立ててしまうと中低音が抜けたバランスの悪い音になってしまいます。

Q17. プリアンプ部に真空管を使っていますが、パワーアンプはどうですか?
Ans.  パワーアンプ部はソリッドステートです。ホーンローターが80W、ドラムローターが220Wで、合計300Wのハイパワーです。

Q18. 真空管は寿命が短いとか壊れやすい等のイメージがありますが、実際にはどうですか?
Ans.  3300に使用している12AX7の回路は、充分に余裕を持たせた設計になっています。選別された高品質の真空管を採用していますので、通常の使用状態では特別な心配は必要ありません。

Q19. 真空管は運送の際、抜け落ちたり、壊れたりすることはありませんか?
Ans.  真空管は抜け防止のフックを付けていますので、簡単には脱落しません。ただし、レスリーを横に倒したり、はげしい衝撃を与えたりするとこの限りではありません。

Q20. イコライザーのバス、ミドル、トレブルはどの周波数を何デシベルぐらい調整できますか?
Ans.  BASS 60Hz,MID 1.7KHz,TREBLE 10KHzにおいて各±10dBです。

Q21. ハモンドXE−1を接続しました。リズムやオーケストラの音がレスリーから出ません。どうすれば良いですか?
Ans.  3300はシングルチャンネルですので、ロータリーチャンネルの音が出るだけで、リズムやオーケストラの音は出ません。3300の11ピン接続端子のすぐ隣にステーショナリーチャンネルL、Rのアウトプット端子がありますので、そこから別のアンプ(レスリー2121や市販のキーボードアンプ等)に接続すれば、そちらからリズムやオーケストラの音が出ます。これは、マルチチャンネルのオルガン(ハモンドXTやXH、CX、SX等)に共通しています。

Q22. ハモンドXK-3を3300に接続しました。XK-3のデジタルレスリーはどうなりますか?その他の機種はどうでしょう?
Ans.  11ピンケーブルを使って接続した場合には、XK-3の11ピンのロータリーチャンネルに出力されるドローバー音は、XK-3のレスリーシミュレーター効果は自動的にオフとなります。XK-3のラインアウト端子からの音声出力は、Rチャンネルのみレスリーシミュレーターが掛かります。ハモンドのXKシリーズやXBシリーズは11ピンや8ピンのケーブルで接続をすることで、3300に送られるオルガンサウンドは内蔵のレスリーエフェクトがかかっていない状態になります。

Q23. 私はMADE IN USA の茶色い11ピンレスリーケーブルを所有しています。そのまま3300に使えますか?
Ans.  機能的にはそのままで使用可能ですが、3300は今までのレスリーに比べ、かなり増幅度が高いために、11ピンケーブルはシールドが施されている必要があります。MADE IN USA の茶色い11ピンレスリーケーブルはシールドがありませんので、使用する環境によっては雑音が出ることがあります。この場合は別売のLC11-7Mをお使い下さい。

Q24. フットスイッチでローターの回転を止めるにはどうすれば良いのですか?
Ans.  フットスイッチを1秒間以上踏み続けると、ローターの回転が止まります。リアパネルにはスロー/ファースト/ストップの状態を表示するLEDがあり、回転が止まっている状態では、一番下の赤いLEDが点灯します。止まっている状態からもう一度フットスイッチを踏むと、必ずスロー回転から回転を始めます。

Q25. 古いレスリーはモーターやホーンに油をさすメインテナンスが必要でしたが3300はどうでしょうか?
Ans.  3300はモーターやホーンの回転部分はメンテナンスフリーですので、注油の必要はありません。

Q26. 3300を自家用車のバンで運びたいのですが、横に倒したまま運んでも大丈夫でしょうか?
Ans.  3300は横に倒した状態で運送することを保障する設計ではありません。近距離で大きな振動を与えないという条件であれば可能ですが、大きな振動を受けた場合はベルトが外れる等のトラブルが発生することがあります。また、長時間倒したままにすると故障の原因となりますので、注意が必要です。

Q27. 1台のオルガンにレスリーを2台接続することは可能ですか?
Ans. はい、別売の11ピンYケーブルLC11Y-7Mを使えば、2台のレスリーを接続することが出来ます。3300を2台、あるいは、別々のレスリー、例えば3300と122XBといった組み合わせも可能です。

Q28. サブウーハーアウトプットには2種類のアウトプットがありますが、それぞれどのように使いますか?
Ans. レスリー以外のPA装置で低音を補助する時に使用します。サブウーハーのアウトプットはカットオフが100Hzの固定になっているBass(Tip側)と、フィルターを通らないで全帯域が出力されるFull(Ring側)の2種類があります。通常はBass側で問題なく使用できますが、接続するスピーカーユニットや設置場所の音響特性などにより本体レスリーと音のつながりが良くない場合が出てくることあります。この場合はFullのアウトプットを使って接続するユニット側の(ほとんどのサブウーハーユニットにある)カットオフ周波数を切り替えることで改善できる可能性が広がります。

Q29. サブウーハーのアウトプットのうち、Fullを使いたいのですが、ケーブルは何を使いますか?
Ans. 市販のステレオフォンジャックの分岐ケーブルをご使用下さい。


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