ほんのり橙色に光るその外観から、暖かい音とか、古い時代の技術という印象から
なんとなく帯域の狭い音というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実際に、トランジスタやICのアンプでは出せない味わいが真空管アンプにあることは、間違いの無いことなのです。
ジャズ喫茶(今でもそう呼ぶのでしょうか?)の定番と言えば、JBLのスピーカー、アキュヒューズやマッキントッシュのアンプ、マイクロやデンオンのターンテーブル等の銘機が思い出されますが、多くのお店が真空管のアンプにこだわっていたようです。
オーディオアンプの名門、マッキントッシュのアンプには、レスリーに使っている真空管6550(あるいは同じ規格のヨーロッパ(英国)管のKT88)を使ったモデルがいくつか発売されています。最近のMC2102という定価\945,000もするモデルでは、使用真空管がKT88/6550という表示になっています。
マニアの間では、KT88はヨーロッパ管なので繊細な音がするとか、6550はUSA管なので、力強い音がするなどと言いながら、真空管を差し替えて楽しまれているようです。そんな超高級オーディオ機器に搭載されている6550という真空管が使われているレスリーのアンプは、単なる増幅器としてではなく、それ自体が楽器の一部として、あの独特のサウンドを作り上げているのです。
真空管アンプの回路
それでは、それぞれのレスリーの真空管アンプの写真をご覧下さい。