バスクロマチックハーモニカ シリウスS-48Bには新たに開発された専用のリードを採用しています。
それにより、これまでにない音域と豊かな低音を実現していますが、それゆえに
振幅が非常に大きく、ゆっくり減衰する(長く持続する)特徴があります。その為、
低音域の1穴で、スライドを操作せずに素早く連続して吹・吸(吸・吹)をする場合において、
振動を続けるリードに、バルブが共振してノイズが発生することがあります。
ノイズを低減する特別なバルブを採用しておりますが、演奏方法によって更に軽減・回避することが可能です。
特定のフレーズや楽曲でノイズが目立つ際には、ぜひ以下のポイントにも注目して演奏をお楽しみください。
-演奏のポイント(低音域)-
・強く吹きすぎない/吸いすぎない
・一定の音量バランスを意識する
・音量を減衰させてから吹・吸音へ移る
・同一の音が出る2番(F)などは吹・吸で連続しないように使い分ける
▽田中光栄さんの解りやすい解説動画も公開しております。あわせてご覧ください。
YOUTUBE-[SIRIUS S-48B] 低音域のバルブノイズと演奏のコツ | Koei Tanaka