大正琴用の楽譜(曲集や教本など)に用いられる数字譜では「0」は休符なので基本的には音を止めます。しかし、休符をいくつか省いた方が演奏がスムーズだったり、聴きやすい場合には、音を止めないことがあります。特に演歌を、昔の大正琴(余韻が短い)で弾く時は、音が自然に消えますので、止めない方が減衰感が表現できるというメリットもあります。音を止める・止めないの目安は以下を参考にしてください。
<止めた方が良い休符>
フレーズの始まりの前にある休符、リズムパターンと思われる休符
<止めなくても良い時がある休符>
同じ小節内にある長く延びた音の後の四分休符など