私たちスズキ楽器グループは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
2015年9月に開催された国連サミットで、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」 が掲げられ、17のゴール・169のターゲットで構成されています。スズキ楽器グループでは「Make you happy with music. 音楽で人を幸せに」のコーポレートメッセージのもと、4つの重点課題を設け、私たちの製品やサービス、企業活動を通して、より良く暮らせる持続可能な社会への貢献に繋がることを目指します。
健康診断の受診やストレスチェックの実施を行うなど、社員の健康維持に努め「健康経営優良法人」として認定を受けております。
運動の推奨と健康への啓蒙活動のサポート
始業前のラジオ体操の実施、社内イベントによる運動の推進、社内スポーツクラブの支援など、社員の運動への積極的な取り組みを奨励しています。また各地のスポーツや福祉イベントへの協賛を通じて、健康への啓蒙活動をサポートしています。
楽器の演奏と健康を考える
楽器演奏時の深い呼吸(腹式呼吸)によってもたらされる健康への影響を調査し、特にメンタルヘルスにおける効果が期待できることが分かりました。ソフトウェアの開発、トレーナーの育成、各地でのイベントを行い、楽器と呼吸法を組み合わせた健康提案を行っています。
企業活動による地域への貢献を目指して
「2017年に経済産業省より、地域経済の中心的な担い手となりうる事業者として「地域未来牽引企業」に選定されました。地域産業でもある「楽器製造」による継続的な成長を目指し、地域に貢献できるよう努めます。
楽器による学びの場を提供
音楽普及活動を通じて、小さなお子様から高齢の方まで、また初心者から講師を目指す方まで、様々な人生のステージに合わせて楽器に触れる場や学びの場を提供しています。講師資格取得者には、教室開設から運営までの支援を行っています。
地域産業の啓蒙
「楽器製造」という地域産業の担い手として、主に市内の小学校、また一般の方向けに工場見学の受け入れを行っています。楽器が完成していくまでの過程や音の鳴る仕組みを学びながら、地域産業について知ってもらう機会を提供しています。(コロナ禍につき現在は中止しております)
女性が働きやすい環境の整備
弊社女性社員の①産休育休取得率、②休暇取得後の復職率、③復職後の時短制度の利用率、①~③のいずれも100%※となっています。また復職後もリモートワークを導入するなど、女性がライフイベントによってキャリアが分断されることのないよう多様な働き方ができる体制を整えています。
※データ集計を開始した2006年以降の取得率です。
また、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律「女性活躍推進法」に基づく認定制度「えるぼし認定」において、5つの基準を満たしたとされ、3段階目(3つ星)の認定を取得いたしました。(取得日 2022年9月28日)
男性の育児参加を推進
男性の育休取得を推進しています。2025年までに育休取得率30%を目指すと共に、サポート体制を整えていきます。
インターンシップの受け入れ
就職活動中の学生向けのインターンシップを行い、弊社への理解を深めてもらうと共に、社会人としての学びや気付きの第一歩となる場を提供しています。
キャリア形成のサポート
楽器の講師を目指す方のコースを設け、キャリア形成の機会を提供しています。講師資格取得後は、教室開設や運営までのサポートのほか、講師同士が繋がり、楽しみながら互いに技術を磨き合っていけるような場を設けています。
より良い音楽教育を支援
幼稚園、小学校の先生方を対象に、さらに充実した音楽教育を支援するための活用事例の公開やセミナーを積極的に行っています。すぐに実践でき、子どもたちも楽しく学ぶことができる、質の高い内容を目指しています。
3Rを意識した製品づくり
製造工程の中で出る端材、プラスチック、紙などを可能な限り分別し、リサイクル資源に回し、産業廃棄物の量を継続的に減らしていくことを目指します。
環境保全活動への参加
地域で開催されているビーチクリーン活動に毎年参加し、海の環境保全に努めています。
一人一人が社会貢献への意識を高めるために
自身の改善活動が、会社全体、そして社会への幸せにつながることを目標にしたプロジェクトを立ち上げました。また、講師を招いてSDGsの勉強会を行うなど、持続可能な社会へと貢献する意識を高めています。
環境にやさしい製品を
間伐材の有効活用と同時に、樹脂の原料である石油の使用量を抑えることができる「バイオマス樹脂製」の楽器の開発や、タイで樹液採取後に伐採されたゴムの木で作られたキッズ向け打楽器の日本総代理店となるなど、環境に配慮した製品の開発、採用に努めています。