ドラムサークルとは、参加者が輪(サークル)になって、思い思いにリズムを刻み「ファシリテーター」のガイドで即興的なアンサンブルを作り上げる演奏形態のことです。音楽経験の有無に関係なく、誰でも楽しむことができるだけでなく、様々な教育的効果があります。
ドラムサークルを実践している先生方からは「子どもたちに変化が見える」「授業に消極的だった子が生き生きと演奏している」といった驚きの声が届きます。ぜひ授業に取り入れてみませんか?
多様性を認め、受け入れる姿勢
子どもを見る力、待つ力
1ベースのリズムを聞かせ、それに乗って自由なリズム(連打にならず、どこかに隙間のあるリズム)を演奏するように伝える。
<声の合図とベースのリズム>
2スタートのキュー「自由にどうぞ(リズム譜入る)」で演奏を開始。ストップの合図で止まる。
3慣れてきたら、エコー(まねっこ)、テンポアップ、ボリュームアップダウンなど、変化をつける。
ドラムサークルにおいて、先生は指揮者や指導者でなくガイド役の「ファシリテーター」です。その場で起きていることをよく見て、感じて、マイナスもプラスに変える姿勢をもって。最初はうまくいかなくても大丈夫。「合った!」瞬間の心地よさが子どもたちを育てます。