2ローター、3モード、1チャンネルのレスリー・スピーカー。ミドルサイズながら300Wパワーアンプをバイアンプ仕様で搭載し、低音域のパワフルさと高音域のクリアさを両立。122H/142Hと同様のホーンローター、ホーンドライバーを採用、よりヴィンテージに近い迫力のサウンドを実現しました。
【2025年2月11日発売】
Heritage122H/142Hの技術を継承、よりヴィンテージに迫るサウンド。
オリジナルのヴィンテージ復刻モデル122H/142Hと全く同じホーンローター、ホーンドライバーを搭載。ホーンローターはヴィンテージの音として広く認知されている、70年代以前の形状がモデルとなっています。
ホーンドライバーはオリジナルのV-21をもとに、スピーカーとしての特性はもちろん、サウンドを左右する形状も再現。キャビネットに組み込む際にはさらにオリジナルと同様に布で覆い、サウンドを微調整しています。また、ホーンドライバーの音量はHORN LEVELによって調整可能で、ウーハーとの音量バランスを変えることができます。
ヴィンテージ122(C15L)のサウンドを目指して開発した122H/142Hのウーハーを搭載。高出力に対応できるようさらに調整を加えています。
300W高出力のDクラスアンプを採用。ホーンドライバー用とウーハー用のそれぞれに別のパワーアンプが用意されているバイアンプ仕様に。これによって低音域のパワフルさと、高音域のクリアさを両立しています。
3500シリーズでは新たにトランジスタを使用したプリアンプを搭載。ヴィンテージ330などに使われたトランジスタ・プッシュプル・アンプのシステムをもとに、オーバードライブした際のトランジスタ特有の歪み感を再現しています。また、下部コントロールパネルのGAINボリュームとOVERDRIVE ON/OFFスイッチから歪みをコントロールできます。
3バンド・イコライザーを装備。BASSはペダルパートやベースラインなどの低音域、MIDDLEはコードやメロディなどの中音域、TREBLEはリーケージ音やキークリック音などの高音域を、ヴィンテージモデルではできなかった音質調整が可能。演奏場所の特性やヴィンテージオルガンの個体差に合わせてお好みのサウンドに補正できます。
よりパワフルな低音を求める場合は、低音域のみ外部のベースアンプやサブウーハー、PAに出力できます。また、BASS OUT端子からはローパスフィルターがかかった音が出力されており、BASS OUT FREQつまみでフィルターの周波数帯域を調整可能です。
3300シリーズのシステムを受け継いだ仕様。ブラシレスDCサーボモーターにより、電源周波数、電圧の変動に影響されることなく一定の回転数を保持することができます。さらに、ローターの回転の立ち上がり、立ち下がり、スロー/ファーストの回転数をお好みで調整することも可能です。モーターコントロールパネルは銘板プレートのボルトを外した中に、3500シリーズでは122H/142Hと同じくつまみで調整できます。
スピーカー | ホーンドライバー/ハイ コンプレッションドライバー ウーハー/38cm |
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出力 | ホーンドライバー 80W、ウーハー 220W |
接続端子 | 11ピンソケット、ラインインプット、ステーショナリアウト(L, R)、ベースアウト、フットスイッチ(FS-9H, FS-10TL) |
プリアンプ | トランジスタ・プッシュプル・アンプ |
オプション | 11ピンレスリーケーブル(LC11-7M)、フットスイッチ(FS-9H, FS-10TL) |
方式 | 1チャンネル リアル2ローター |
モーター | ブラシレスDCサーボモーター×2 |
オーバードライブ | ON/OFF、ゲイン |
イコライザー | バス、ミドル、トレブル |
ローターアジャスト | ホーン:ライズタイム、フォールタイム、スロースピード、 ファーストスピード |
定格電圧 | AC100V 50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 105W |
寸法 | 【3500】W 62.6 × D 52.5 × H 89.9 cm 【3500W】 W 64.5 × D 53.0 × H 79.4 cm |
重量 | 【3500】53.4 kg 【3500W】 50.4 kg |
付属品 | ACコード |
コントロール | ボリューム、ホーンレベル、ベースアウトフリーケンシー、パワースイッチ、フットスイッチタイプ、11ピンパワーリモート |
備考 | インジケーター/パワー、スタンバイ、ローターモード(スロー、ストップ、ファースト) |
対応機種 | SK PRO、SK PRO-73、SKX、SKX PRO、XK-3c、XK-4、XK-5、B-3mk2、B-3Pmk2、A-405SP |