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スズキ10ホールハーモニカラインナップ

10ホールハーモニカとは文字通り10個の穴があいたハーモニカです。ロックやポピュラーといったジャンルでよく使われています。同じ1つの穴でも、吹き/吸いで違う音が鳴り、小さくても3オクターブの音が出せます。主要な和音が出せる音階になっているため、ガバッとくわえて適当に吹き/吸いするだけでなんとなく音楽になっているように聞こえます。

スズキ10ホールハーモニカは特長の異なる多様なモデルを揃えており、
Standard Models(スタンダードモデル)、Advanced Models(アドバンスドモデル)、Specialized Models(スペシャライズドモデル)の3つに大きくカテゴライズできます。

 

スタンダードモデル

スタンダードモデルを定義づける特長として、価格がリーズナブルであることと、扱いやすいことにあります。
この「扱いやすさ」というのが実は重要なポイントで、ビギナーにとってそれは鳴りの良さやメンテナンス性の高さであり、プロミュージシャンにとっては酷使に耐えるタフさだったりします。
スタンダードモデルは水分に強く気密性の高い素材を使用。鳴りが良くて丈夫な幅広い層にとっての「扱いやすさ」を実現。
惜しみなくヘビーに使える頼れるラインです。

 

 

 

ー10ホールハーモニカでお困りのあなたへ!ー

スズキブルースハーモニカZOOMセミナー講師 山口牧さんが、スタンダードモデルから5モデルをご紹介します。

音色や特長をぜひ比べてみてください。

 

 

 

 

 

アドバンスドモデル

アドバンスドとは「進んだ」とか「前衛的な」という意味を持ちます。
ハーモニカを吹き慣れてくれると、自分のプレイスタイルを模索したり、サウンドに変化を求めたくなったりするものです。
一歩踏み込んだ、他には無いサウンドや、より高い演奏性を求める「アドバンスド」なプレイヤーに向けたポテンシャルの高いモデルがこちらです。

 

 

 

スペシャライズドモデル

スペシャライズドモデルは、既存のプレイスタイルに留まらず、常に新しい可能性を追求するプレイヤー向けのモデルです。
もし10ホールハーモニカで表現できることはここまでだと、限界を感じているのであれば、ぜひこれらのモデルを試してみてください。
その限界を超えたプレイを約束します。10ホールハーモニカの可能性は無限なのだと感じていただけるでしょう。

 

 

 

その他. ハーモニカサイレンサー(消音器)

ハーモニカに限らず楽器の奏者にとって防音対策や練習環境の悩みは永遠のテーマです。近年は特に住環境における騒音への配慮が求められていますので、メーカーとしても皆様がより快適に音楽を楽しんでいただけるように、時代とニーズにあわせた演奏のスタイルをご提案できる製品を開発しています。

 

 

 

 

スズキの10ホールハーモニカの特長

ハーモニカの吹きやすさは、気密性の高さに大きく影響されます。部品同士の隙間から生まれる息漏れなどの空気ロスが少ないほど、早いフレーズに対する素早いレスポンス、ベンド奏法などによる繊細なトーンコントロールが可能になります。スズキの10ホールハーモニカは、高精度の部品加工、組立により、高い気密性を持っています。ですからどのモデルも、これからハーモニカを始める入門者の方から、ハイレベルなレスポンスを求める上級者の方まで満足していただける製品となっております。

 

 

素材と音色

【 樹脂製ボディ 】 鳴りの軽やかな音色 

水分に強く変形がなく、ボディとプレートの間の気密性が保たれるため息漏れが抑えられます。一般的に息漏れが少ないほど、ハーモニカ(リード)が反応するので、鳴りが良く軽やかな音色となります。メンテナンス性も高いので初心者にもおすすめです。

 

 

【 金属製ボディ 】 芯のある粒立ちの良い音色 

金属製ボディは鋼性が高いため、吹いた息がロス無くリードに届き、息の強弱に敏感に応えるレスポンスの良さが特長です。小さな音から大きな音まで表情をつけやすいので、メロディックに演奏したい方にもおすすめです。

 

 

【 木製ボディ 】 丸く芯のある音色 

ハーモニカの音色には、多くの音の成分が含まれています。音の成分が多いほど明るく広がりのある音色となる反面、高音域の成分が多くなると耳障りな音色となることがあります。木製ボディは高音域の成分をほどよく吸収し抑える効果があるため心地よい丸みと芯のある音色になります。伝統的な10ホールハーモニカの音色を求める方に。

 

 

【 天然木繊維入り樹脂ボディ 】 丸く芯のある音色 

素材の半分以上が木繊維でできています。このため木製ボディと同様の音色を持ちながら、気密性と変形しないという特長を併せ持っています。木製ボディの音色は魅力だけれど、樹脂製ボディの扱いやすさも捨てがたいという方に最適です。

 

 

 

モデルと特長一覧

特長
スタンダードモデル アドバンスドモデル

スペシャライズド

モデル

M-20 M-20S C-20

MR-350

HA-20

MR-200

F-20E

F-20J

MR-550

SUB-30

MR-300

 

音色

(ボディ)

軽やかな音色(樹脂製)    

木製に近い芯のある音色(天然木繊維入り樹脂製)

芯のある音色(木製)
芯のある粒立ちの良い音色(金属製)        

 

吹き応え

(リード)

軽い息に敏感に反応する軽い吹き応え    

 

やや重い吹き応えの太目の音色
より大きなダイナミクスで抵抗のある吹き応え  

 

響き

(カバー)

広がり感のあるワイルドな響き(金属製 耳付き)

凝縮された太い響き(金属製 耳無し)

     
枯れた響き(木製)
響きは無くリード本体の音(樹脂製 ソリッド)  

※特殊なモデルのため、一般的な10ホールハーモニカとは特長が異なります。

 

特注について

スズキの10ホールハーモニカは、通常の調子の他に、カントリーチューニング、マイナーチューニング、自分だけのオリジナルチューニングなど、特殊な音配列のチューニングにも可能な限り対応させていただきます。
詳しくは「オーダーメイドハーモニカ」をご覧ください。