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トーンチャイム活用例
全音音階に親しもう!
監修監修:筑波大学附属小学校 髙倉 弘光 先生
「全音音階」とは、ド・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ#…のように、となり合う音と音との音程がすべて「全音」(長2度)でできている音階のことで「宇宙」「霧の中」「ふわふわ感」「雲の上を歩く感じ」などのイメージをもたせやすいのが特徴です。トーンチャイムを使うと、「全音音階」がもつ特徴がより強調され、より魅力的に感じることができます。ここでは「全音音階」の魅力を楽しく感じることができる音楽ゲームを紹介します。
「全音音階」とは、ド・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ#…のように、となり合う音と音との音程がすべて「全音」(長2度)でできている音階のことで「宇宙」「霧の中」「ふわふわ感」「雲の上を歩く感じ」などのイメージをもたせやすいのが特徴です。トーンチャイムを使うと、「全音音階」がもつ特徴がより強調され、より魅力的に感じることができます。ここでは「全音音階」の魅力を楽しく感じることができる音楽ゲームを紹介します。

[ 人数:5~8人程度 ]1人1回鳴らそう

 

1横1列に並びます。1人1人が「全音音階」の構成音のどれかを持ちます。

2端の人から1人1回、順に音を鳴らします。ただし、音を鳴らすタイミングは自由です。前の人が鳴らしたら、すぐに鳴らしても良いし、しばらく待ってから鳴らしてもよいのです。

3最後の人が鳴らし終わったら、全員で息を合わせて一斉に一回だけ鳴らしましょう。

 

 

[ 人数:5~8人程度 ]トーンチャイムでこんにちは

 

1広いスペースにバラバラになって立ちます。1人1人が「全音音階」の構成音のどれかを持ちます。

2[スタート]の合図で一斉に歩き始めます。偶然にすれちがう人と、息を合わせて同時に1回音を鳴らします。(偶然ですので、教室のあちこちでランダムに「全音音階」の和音が響くことになります。)

31人4回鳴らしたら、その場に立ち止まりましょう。

 

 

 

[ 人数:5~8人程度 ]「ピッポッパ」で遊ぼう

 

1横1列に並びます。1人1人が「全音音階」の構成音のどれかを持ちます。

2[スタート]の合図で、全員が一斉に好きなタイミングで10回音を鳴らします。ただし、鳴らし方は次の通り。
★音を鳴らしてすぐに、トーンチャイムを持っている逆の手のひらで、トーンチャイムの頭部を押さえ、音を止めます。

3全員が10回ずつ鳴らし終わり、シーンとなったら、息をあわせて同時に1回鳴らして音楽を終わらせましょう。

 

 

[ 人数:6~8人程度 ]「全音音階」パスゲーム

 

1輪をつくって立ちます(内側向き)。1人1人が「全音音階」の構成音のどれかを持ちます。

2最初の1人を決め、その人が輪の中の誰かに向けて、音を鳴らします。トーンチャイムを向けるなどして、誰に音をパスしたのかわかるようにしましょう。音をパスされた人は、また別の人に向けて音をパスします。音を鳴らし終わった人は、立ひざになって、まだ音を出していない人と区別できるようにしましょう。

3慣れてきたら、目には見えない音がどの程度の速さで相手に届くのかをトーンチャイムを振りかざすジェスチャーで表現したりすると面白いでしょう。

 

 

パロディDE 全音音階

 

「かえるの合唱」「キラキラ星」など、簡単に演奏できる曲を「全音音階」に変身させてみましょう。どんな感じになるでしょうか…。

 

 

 

 

[ 人数:5~10人程度 ]「時計」をみながら

 

1広いスペースにバラバラになって立ちましょう。 1人1人が「全音音階」の構成音のどれかを持ちます。

2「時計の針」役の手(秒針)が0〜30秒を示すとき、好きなタイミングで2回音を鳴らし、30秒~60秒を示すとき、好きなタイミングで1回鳴らします。偶然できあがる不思議な音楽になります。

 

 

[ 人数:7人+1人 or 9人+1人 ]「ペダルポイント」ゲーム

1①7人か9人で輪をつくります。必ず奇数人で輪をつくるようにします。1人1人が「全音音階」の構成音のどれかを持ちます。

2あらかじめ決めた1人(①の人)、その隣の人(②の人)が2人同時に鳴らします。次に③の人と④の人が同時に鳴らします。すると人数が奇数なので、2周目に入るときは⑦と①、あるいは⑨と①になり、1周目とは違った和音が鳴り、面白さが増します。

3トーンチャイムの音が、①②、③④、⑤⑥…と鳴らしますが、それぞれの音は全音符(4分の4拍子)で鳴らすことにします。そのトーンチャイムに合わせて木琴の低音でペダルポイントを鳴らします。(ペダルポイントは「全音音階」の構成音1音のみで)

音のイメージ

PRODUCTS 登場楽器のご紹介
トーンチャイム HB-250