重さはハードケース比約50%、軽量なセミハードケースで持ち運びもラクラクな鍵盤ハーモニカ「メロディオン」。もちろん、ケースは開くと譜面立てとしてご使用いただけます。色はブルーとピンク(FA-32P)の2色展開。上カバーがブルー×下カバーがグレージュのツートンカラーです。
独自の設計による軽量なメロディオンと、セミハードケース採用により重さはハードケース比約50%を実現。子どもたちの持ち運びの負担を軽減します。
ケース横に大きなネームタグが付いているので、ロッカー収納時に自分のメロディオンをすぐに探せます。さらにネームタグには、反射コーティングを施し、登下校時の安全にも考慮しました。
机に置いた時に「カタカタ音」がしないので、授業に集中できる、という点も大きな魅力です。
ケースは開くと譜面立てとしてもしっかりと機能するよう設計していますので、卓奏時にも便利にお使いいただけます。
鍵盤ハーモニカはたくさんの部品から作られています。特に、「リード」は音に関係するとても重要な部品です。鍵盤ハーモニカは、息を吹き込んだ時にリードと呼ばれる小さな金属の板が振動し、音が鳴る仕組み。リードは1秒間に数百回も振動しているのでとても負担がかかります。このリードが劣化すると、音程が大きくかわったり、音が出なくなることも。メロディオンはリードの材料に、強くてしなやかなリン青銅を使用。さらに防錆塗装によって耐久性を高めているため、折れにくく良い音が長持ちします。
せっかく息を吹き込んでもスカスカと漏れてしまっては、楽器はうまく鳴りません。メロディオンの内部は息モレしない気密性の高い構造になっています。吹いた息がスムーズにリードまで届くので、音の立ち上がりがよく、息づかいがそのまま音なるように気持ちよく演奏できます。
鍵盤 | アルト32鍵 |
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音域 | f~c3 |
材質 | ABSカバー |
寸法 | 本体:420×100×45mm |
重量 | 本体:565g |
付属品 | 立奏唄口(MP-121) |
楽器は日々のお手入れが大切です。メロディオンを末永くご使用いただくために、お手入れ方法をご紹介します。
・手にハンカチをのせて、唄口をその上でトントンとして、中の水をぬきましょう。
・ひざの上にハンカチをのせて、メロディオンをさかさにしてトントンとして、水をぬきましょう。
長時間演奏し続けたり、寒い日に演奏すると、水蒸気によってリード(発音部品)が貼り付き、音が出なくなることがあります。その場合は、水抜きボタンを使いましょう。
・水の出口の下にハンカチを置いて、水ぬきボタンをおしましょう。
・鍵盤をおさえないようにして、唄口から息を強く吹き込むと、水の出口から水が抜けます。
柔らかい布や市販のアルコール成分を含まない除菌ウェットティッシュなどで拭き、水分が残らないようにしっかりと乾かしてください。アルコールの使用や水洗いは製品を傷めるので絶対に使用しないでください。
唄口は、短いもの(立奏唄口)と、長いもの(卓奏唄口)どちらも食器用洗剤で洗うことが可能です。洗ったあとは、洗剤が残らないようにしっかりと水ですすぎ、直射日光の当たらない風通しのいい場所で、中までしっかりと乾かしてください。お湯は製品が変形する恐れがあるので絶対に使用しないでください。
単品でご購入いただけます。詳細はFAQでご紹介しています。
【ご注意ください】他メーカーの唄口は差し込み口の形状等が異るため、取付けできません。メロディオンには、スズキ製の唄口をお使いください。
▶FAQ/唄口(マウスピース)だけを購入できますか?どれを選ぶ?購入方法は?