笛の音がする鍵盤楽器です。独特の音色がほのぼのとした世界観を生み出します。
NEWS 【限定モデル!2024年10月5日発売予定】2024.08.29
2024年のアンデス限定モデルは2パターン発売します。独特なほのぼのとした音色に、カラフルな模様がとっても個性的! 各数量限定・税込価格 各¥24,200円 (本体各¥22,000)
スプラッシュ/Splash・ジオメトリック/Geometric
「アンデス」は鍵盤ハーモニカのように息を吹き込み、鍵盤を弾いて音を出す楽器です。アンデスには鍵盤一つ一つに笛が着いていて、息を吹き込んで鍵盤を押すと音が出ます。
リコーダーなどの笛は和音を出すことが出来ません。
でもアンデスは鍵盤を押さえるだけで簡単に和音を奏でることが出来ます。
アンデスの癒し系の憎めない音色は、楽曲に独特の世界観を生み出します。
どんな重厚な曲もアンデスにかかれば力の抜けたほのぼのした曲になっちゃいます。
アンデスを語るには、栗コーダーカルテットの存在を語らずにはいられません。
もともとこのアンデスは、20数年前に作られ、すぐに忘れ去られた楽器でした。
しかし、この楽器に注目して使い続けてくれたミュージシャンたちがいました。
それが、栗コーダーカルテットです。
近年になって彼らの楽曲が一般の方たちにも注目を浴びるようになり、それと比例する形でこのアンデスという楽器も注目されるようになりました。
ここで、栗コーダーカルテットのアンデスについてのコメントをご紹介します。
”この音色、力抜けますね。憎めないサウンドの横綱です。
ちょいと和音も出せますし、僕らの音楽作りにおおいに役立ってます。”
(栗コーダーカルテット:栗原正己)
音楽シーンの最前線でアンデスを使ってこられた、重みのあるコメントです。
アンデスという楽器の特質を完璧に言い表しています。
栗コーダーカルテットには、アンデスを用いた楽曲が沢山あります。その中から代表的なものをいくつかご紹介します。
webで ”栗コーダー” と検索すると、これらの楽曲の入ったCDを見つけることが出来ます。それらのCDからアンデスの音色を楽しんで頂けたらと思います。
鍵盤 | 25鍵 f2~f4 |
---|---|
材質 | ABSカバー |
寸法 | 360×262×56mm |
重量 | 1kg |
付属品 | S型唄口(MP-151) |
吹いてみるとほのぼのしてしまう、でも意外と難しいこのアンデス25F。
栗コーダーカルテットの演奏が有名ですが、ここ鈴木楽器でも演奏にチャレンジ してみました。聴いてみてください。
自分が昔、アンデスについて書いた文章を発見しました。古いのでちょっと恥ずかしいのですが、まるごと引いてみます。出典は、栗Q本(栗コーダー本)※という本で、その中の楽器紹介ページに載せたものです。
涙なしに語れないこの楽器、きいてください。
……………………とある舞台、バイオリンの中西俊博さんがオケピットで、リコーダーめいた音を和音で出している。客席からだと暗くて楽器は見えない。サンプリングにしては魅力的に不安定である。何か?
終わって楽屋できいてみた。鍵盤リコーダーというか「アンデス」という楽器で、もう売ってないらしい。ステージにあるから行ってみれば……。で、行ってみたらなるほどこれがアンデスか和音がでるなすごいなピッチはけっこう難しいなフムフム、などと思って吹いていたら、突然うしろから「誰だ。おまえ何やってんだ!」と声が。舞台のスタッフさんらしい。客がいたずらしてると思われたか。あわわわわ。いかん! じ、自分はこういうもので、さっき本人に話を……と言ったら、「吹いてもいいと言ったのか!」といわれて言い返せず(たしかにそうだ)ひたすらあやまった。あとで中西さんがとりなしてくれたのだが、オレはシュンとしちまったよ。うかつだった。こういうの子供のころにはよくあった気もするんだけど、30すぎてまさかなァ……。性格というか、持って生まれたものはそう簡単には変わらないものなのだなあ。おれはもう二度とアンデスを吹くことはあるまい……………………。
と思っていたところに朗報です。ジャン! 何年か前、クラビオーラ(※※)を持ってロバの音楽座に行ったら、それがきっかけでアンデスの話題になり、「たしか倉庫にあったよね。うちは使わないから」と、座長の松本さんにゆずってもらっちゃったんだもんね。よし、また吹いてみようっと。ピッピー! ああたのしいなあ、あげないよ。
「KURICORDER QUARTET ・・・・・::」(通称:栗Q(コーダー!)本) P68、69(第4章 楽器命)より
と、こんな感じなんですが、うーん、「あげないよ」とは大人げない。
そしてこれがいつ頃かと言いますと、これも同じ本の中の年表(P141~)に出ています。抜き書きしますと、
1995 8/5 | 栗原、音楽劇「銀河鉄道の夜」を観に行き、中西俊博氏の演奏していた「アンデス」という楽器を知る |
1997 7/9 | 栗原、大阪でアンデスと思いきやクラビオーラを発見 |
1998 4月 | 栗原、ロバの音楽座よりアンデスを譲り受ける |
フム、この本は今ごろになって役に立つなあ……。つまり出会いが12年前、入手が9年前ということになります。ちなみに原稿は今から7~8年前ですね。ハハン、思い出して来ました。
中西さんによりアンデスを知り、欲しくて仕方なくて、でも当時は今のようにネット環境が整っておらず、のんびり探す、というか、ちょっとだけ気をつけて日々を過ごす、という程度だったんです。
そんなある時、大阪の楽器屋さんで、似たような楽器を発見! 「あ、アンデス!?」と思って、でもなんか大きいし、よく見たら違っていて、それがクラビオーラでした。がっかりしつつも、また違った魅力的な音、フォルムだったので購入、そしてそれを使っていたことがきっかけで、ついにアンデスを手に入れることが出来たわけです。
その間、約3年。これが長いのか短いのか、不思議な縁なのか必然だったのか、こんなこともあるのだなあ、と思いつつ、とにかく嬉しくて仕方ありませんでした。
その後、自分の音楽活動で、もちろん栗コーダーカルテットでも、音色資源の重要なワンアイテムとして、たびたび楽曲に使用してきました。面白いことに、音域が同じでも、リコーダーでなく、アンデスでないとしっくり来ない、という曲があるんです。おそらく僕たちのレパートリーの中でもっとも知られているであろうカヴァー曲「帝国のマーチ」も、まさにそんな曲です(この曲は和音のパートもあり、アレンジ担当の関島は最初からアンデスを想定していました)。この演奏でアンデスの存在を知った方も多いのではないかと思います。
そして今年、このアンデス25を通じて、鈴木楽器のスタッフの方や、ひいては当時の開発担当の方とお話する機会までいただき、メンバー一同かなりの興奮! そして今回の復刻……。
なんということでしょう。こんなことって、当時の自分からするとまったく想像もつかない夢のような話であり、現実は不思議で、世の中はなかなかのもの、と、しみじみ嬉しさをかみしめている昨今です。
それにしましても、楽器にせよ人にせよ、出会いというのはなんて面白いものなんでしょう。そしてその媒介になっているのが自分のやっている「音楽」、だとすると、これはもう音楽家ミョウリに尽きます。
栗原正己 2007年8月
※ | 栗Q本(『栗コーダー本』と発音):2001年刊行。バンドの5.1周年分の歴史が分かる160ページの書籍。当初ツアーパンフレットとして制作が始まるも、内容が膨らみ過ぎ別のかたちで販売。現在廃刊。誰も呼ばない正式名称が「KURICORDER QUARTET ・・・・・::」 |
※※ | クラビオーラ(クラヴィオーラ):CLAVIOLA。ドイツ、HOHNER社製の吹奏鍵盤楽器。各鍵盤にシングルリードのパイプがあてがわれており、クラリネットのような音色を発する。アンデスよりはひとまわり大きい。 |
追記:小川文明さんが、ぼくと殆ど同じアンデス体験をされていてびっくり!(ブログにて発見。中西俊博さん経由ということに加えて、場所まで! もっとも自分は円形劇場でなく、背中合わせの青山劇場でしたが)
中西さんもきっと、いろんな人に何百回と「あの楽器ナンデス?」って聞かれ続けてきたのでしょう。かなりのキーパーソンではないでしょうか。そうそう、この場を借りて、中西俊博さんと松本雅隆さんにあらためてお礼を。ありがとうございました!
最初、アンデスを商品として造りたいと考えたのはいつの頃だったろうか。当時の資料を観て、23年前と云われると、私は今年で56歳だから・・・・ そうか、じゃあ32歳の時か、23年前と云うと1984年か・・・と思いつつ、ちょっとセンチになったりしながら当時の思い出を辿ってみた。
当時は鍵盤ハーモニカ「メロディオン」も含めて、新機種及びモデルチェンジで商品開発に追われていた。
と言うよりも、どんな商品でも、音が良く特徴があればまだかなり売れた時代でもあった。
鍵盤で笛の音を出すものと言えば、当然「パイプオルガン」をイメージするが、それをどの様にコンパクト化して人の息でも吹けるような楽器に仕上げるかが課題であった。
構造を詳しく語ってもピンとこないと思われるので、簡単に一言で説明すると、パンフルートに鍵盤を付けた物、って云ったら分かっていただけると思う。
アンデス25で一番苦労したところと云えばやはり笛部であろう。この部分はプラスチックの成形品で金型を要する所だから造り直しが利かないので、来る日も来る日も手加工での試作を繰り返した。
音程、音量、音質、そしてそのいずれにも関係するバランス、この試作の時にはほんとうによく汗と、涙が出た。でも一人で出来るのは試作までで、後は金型を造る時には皆の力を借りないと到底商品化なんて出来っこない。でもどうだろう、こう云う時にはオーラでも出ているんじゃないかと思う位に皆も熱心に取り組んでくれた。そんな皆がいてくれなかったらアンデスも無かったし今の私も無かったと思う。
そんなやさしい熱意ある人達が居て、そしてその人達がまた協力してくれたお陰で、復刻盤も出来た。そしてこれまでアンデスを広めてくれて、復刻盤の原動力にもなった栗コーダーカルテットの皆さん達にも「感謝、感激!!」
最後に名言を残してくれた林君に感謝を込めて・・・・
アンデスを試作していて思うようにいかず、泣きっ面になっている時に云ってくれた言葉。
「人は嘘をつくけれど、物は嘘つかないよ、頑張ったら頑張った分こちらに跳ね返ってくるよ、物は正直だからね。」 23年経った今でも私は彼の言葉を忘れない。
アンデス復刻発売を記念して、栗コーダーカルテットの皆さんがアンデスの開発担当者にインタビューを試みました。
出席者 | 澤野喜之 (開発部アコースティック課課長 20年前の設計担当者) |
成田賢哉 (開発部アコースティック課 復刻版設計担当者) | |
栗原正己、川口義之、近藤研二、関島岳郎(栗コーダーカルテット) |
初代アンデス
復刻版アンデス
栗原: | 今日は、あのアンデスの設計担当者にお話をうかがえるということで、非常に楽しみに浜松の鈴木楽器にやって来ました。 |
川口: | 浜松は私の地元であります。 |
近藤: | お忙しいところを4人で押しかけてすみません。 |
関島: | えーと、お二人がアンデスを設計されたのですか? |
澤野: | 私がオリジナルのアンデスを設計した澤野です。そして、彼は今回の復刻にあたっての設計を担当をした成田です。よろしくお願いします。 |
成田: | よろしくお願いします。 |
栗原: | さて、何からうかがいましょうかね。 |
川口: | やっぱり、あれでしょう、どういう発想でこの楽器を思いついたか。 |
栗原: | まずはそれだよね。どこからこんな楽器を作ることを思いついたんですか? |
澤野: | 教育現場に新しい楽器を提供したいという気持ちがありましてね。 |
近藤: | ふむ、鈴木楽器は教育楽器専門のメーカーですからね。 |
澤野: | いろいろ試行錯誤しながら考えて、これだ、と。 |
関島: | なるほど、最初にアイデアありきでは無く、試行錯誤の積み重ねだと。 |
栗原: | ということは、その過程で闇に葬り去られた面白い楽器もあるのでは? |
澤野: | もちろんありますよ。「えっ!これは何ですか?」と、皆さんが見ればビックリするようなものも多いと思いますね。 |
関島: | 鈴木楽器はオムニコードとかmidiメロディオンとか面白い楽器を作っていますからねえ。 |
栗原: | でも、その筆頭はアンデスでしょうなあ。 |
川口: | ちなみに、アンデスの名前の由来は? |
澤野: | 音が南米のアンデス地方を彷彿させますので。 社長がこれはアンデスだろうと。 |
近藤: | え、社長さんの命名なんですか。 |
関島: | そういえばサンポーニャっぽい音でもありますね。 |
成田: | アンデスの後ろの25はkeyの数ですが、 今回の型番は25Fと末尾に『F』を付けました。 『F』は復刻のF、FスケールのF等色々な意味 合いを持たせています。 解かりづらいかもしれませんが…。 |
栗原: | 社長さんの命名ということは、かなり力を入れて発売したということですよね。 その割に普及しなかった原因は何だと思いますか。 |
近藤: | おお、シビアな質問だ。 |
澤野: | やはりピッチコントロールの難しさでしょうかね…。 ピッチが不安定な楽器だけに、子供達には難しかったのかもしれません。 |
オムニコード
midiメロディオン
栗原: | 確かに正確なピッチで演奏しようと思うと、息の圧力の繊細なコントロールが必要になりますからね。 |
関島: | ここに当時のカタログがありますが、確かにこれくらいの年頃だと音程を合わせるのがむずかしいかもしれませんね。 |
川口: | でも、そのピッチの不安定さがあの味につながっているんだけどなあ。 |
栗原: | アンデスは笛と同じで、強く吹けばピッチが上がり弱く吹けばピッチが下がるわけですよね。また、 それぞれの鍵盤に対応するパイプの長さによって音階を作っている、と。設計段階において、パイプ の長さを決める時の標準的な吹く強さは、どのように決定したのでしょう? |
澤野: | まず教育現場に普及しているリコーダーを参考にしましたね。あと、自分の子供、まわりの社員の子供に吹いてもらったりもしましたね。 |
近藤: | なるほど。 |
当時のカタログ
川口: | そうですか、実際に子供たちに吹いてもらって決めたということですね。少し戻りますが、今回復刻に至った経緯をお聞かせいただけますか。 | |
澤野: | 生産終了になってからもまれにですが問い合わせは受けていたんですよ。 | |
栗原: | 僕等もお客さんに結構自慢してたからね。 | |
成田: | ええ、世間で栗コーダーさんの名前が知られていくのと同じカーブでアンデスに関する問い合わせも増えていきましてね。 |
|
近藤: | 僕等にも「どこで手に入るのか」という質問がよくありますよ。 | |
澤野: | ただ、以前のこともありますし二の足を踏んでいました。 | |
関島: | ふむ、おそらく言いたくはないけれど、かつて教育現場からピッチが合せにくいと苦情があったのでしょうなあ。 |
|
成田: | しかし、メーカーとしてやはりお客さんの要望に答えたいとは強く思っていたので、復刻にふみきりました。 | |
栗原、川口、近藤、関島: パチパチパチパチ | ||
澤野: | いやあ、照れるなあ。 |
栗原: | しかし、復刻にあたって問題はありませんでしたか? |
成田: | 沢山ありましたね。プラスチック部品を成形する金型は廃棄処分寸前の状態で、錆びも出ていました。 |
川口: | ああ、間一髪だったんですね。 |
関島: | 金型がなければ復刻できませんからね。 |
澤野: | あの錆びは、みんなで磨いたっけなあ。 |
成田: | そうですねえ。それに、昔と勝手が違うものですから上手くいかないことも多かったです。 当時の状況を覚えている人も少なくて…。 |
澤野: | 組立の工程が意外と複雑なんですよ。ほとんど手作業でして。 |
成田: | 社内の技術担当者の尽力により何とか再生産出来る状態にこぎつけることができました。 また、生産現場にも大いに協力してもらい、生産性を高めることができました。 |
近藤: | なるほど、いろいろな部門の協力で復刻にこぎつけられたと。 |
栗原: | 復刻が決まってどんなお気持ちですか? |
澤野: | 時代は変わったものだなあと実感しますよね。 また皆さんに可愛がってもらえると思うと開発者冥利につきますよね。 |
川口: | 成田さんから見て、先人の開発したアンデスという楽器はどんな楽器ですか? |
成田: | やっぱり歴史に残る名器だと思います。本当に大好きです。 |
近藤: | なるほど。ちなみに今回の復刻にあたって改良した点はありますか? |
成田: | 鍵盤のストロークを少し浅くしました。こうすることで、グリッサンド等より滑らかに演奏 出来るかと思います。 |
栗原: | 確かに演奏しやすくなっていると思いますよ。 |
成田: | あとは、カバー、鍵盤の色の配色をかえました。当時より少しだけ今風にしたつもりです。 少しだけですけど…。 |
関島: | なるほど。それにしても今回の復刻は僕等もとてもうれしいです。先日のツアーでも調子 に乗ってアンデスの四重奏をやってみました。 |
澤野: | 栗コーダーさんのような使い方は開発当時は想定外だったのですが、栗コーダーさんから見てアンデスの魅力はどんなところにありますか? |
栗原: | そうですね、あの音色であのニュアンスのフレーズが吹けること、グリッサンドやフェードインなどの効果音も得意、それに和音も出せることでしょうか。 |
近藤: | やっぱり吹奏楽器でありながら鍵盤というインターフェースを持つことが大きいと思うん ですよ。リコーダーとは違う発想でフレーズを考えられますから。 |
川口: | 同じフレーズを演奏してもリコーダーとは違うしね。 |
関島: | デザインもいいですよね。 |
栗原: | それに荒っぽく使っても全然問題ないのも魅力だと思います。かなりタフな楽器ですね。 |
澤野: | 子供が演奏しやすいことが重要でしたので、大きさや扱い易さ、それに安全面は重視しています。簡単で安心して使っていただきたかったんですね。 |
近藤: | 大人の立場からすると、アンデス37とか、もっと鍵盤が多いものも欲しくなりますけどね。 |
澤野: | 『もっと低音を出せると良いなあ』とよく言われますが、そうするとどんどん形も大きくなり、子供が持てなくなってしまいますから。 |
関島: | あらためて、アンデスが教育市場に向けて開発されたことを感じる話ですね。 |
川口: | 僕等のまわりではプロの使用者が多いんですけどね。 |
成田: | どんな方が使用されているんですか? |
栗原: | そうですね、バイオリン奏者の中西俊博さんとか…。僕は中西さんの演奏でアンデスの存在を知りました。 |
関島: | 映画音楽で有名なめいなcoも昔から使っていますね。 |
澤野: | うれしいですねえ。 |
近藤: | 今回復刻するにあたってのターゲットは、教育市場限定ではないのですよね。 |
成田: | そうですね、年令やジャンルを問わずにすべての音楽愛好家に使っていただけたらと思います。もちろん、元はといえば、「楽しく音楽を学べるように」と子供達の笑顔を想像して 作った楽器なので、教育現場でも使っていただけたらうれしいです。 |
栗原: | 今回は緑色のみでの発売ですよね。今後、他の色も出る可能性はありますか? |
成田: | 色々な色があったら楽しいですよね。復刻版ということで、まずは一色で出してみましたが、お客さんの要望があればもちろんそれに答えていくつもりではいます。 |
栗原: | それはぜひ、期待しています。 |
川口: | ところで、アンデスに続く斬新な楽器の開発の予定はあるんですか? |
澤野: | それは、何ともお答えできませんね。 |
成田: | 新しい楽器のことはいつも考えている、とだけ言っておきましょうか。 |
関島: | む、何かありそうな…。とりあえず、そちらも期待しています。 |
近藤: | お、そろそろ時間ですね。 |
栗原: | 今日はお忙しい中、ありがとうございました。 |
澤野: | いえいえ、こちらこそ、ありがとうございました。 |
成田: | ありがとうございました。 |
構成 関島岳郎