1ザイロホーンは4人で1台、マレットは1台につき2組の数を用意します。
2「ミ・ソ・ラ」以外の音板は外しておきます。低音側/高音側の「ミ・ソ・ラ」がそれぞれ残ります。
3ワークシートをペア分用意しておきます。
こちらのワークシート(PDF形式:79KB)をダウンロードしてご活用ください。
1伴奏遊びのルールについて説明します。
使う音とリズムは、次の通りです。音を選んで、伴奏をつくっていきましょう。
【 つかう 音 】ミ・ソ・ラ
2全員で、「使うリズム」を手で打って確認します。
3一人の児童が、実際に音に出しながら伴奏遊びの例題を発表します。クラス全員が、伴奏遊びのルールを確認します。
5グループに分かれて伴奏をつくります。
順番に一人ずつ、実際に音に出して確かめながら、音を選んでいきます。
6音が決まったら、ペア毎に1枚のワークシートに書き込みます。2人で1枚のワークシートに書き込むと音の違いを見比べることができます。また、視覚的な支援により、話し合いも進みやすくなります。
7いくつかのペアが発表します。各ペアで、一人ずつ演奏するようにします。
8二人同時に演奏することを伝えます。演奏の前に二人同時に演奏すると、どんな風に聴こえるかを予想する場を設定します。
グループ学習において、わらべうたに使われる音の重なりを感じ取っている児童は、「とけあう」等とつぶやくことでしょう。
98の音の重なりを感じた後、再度グループに分かれ、音のつなげ方を工夫するようにします。
変えたい音がある場合は、消しゴムで消さないで残しておくと、思考の過程が記録されます。
書き直した児童に理由をたずね、クラス全員でその思いを共有します。
10前のペアが終わったら途切れないように次のペアへとつないでいきます。
ザイロホーンを内側に向けて円になり、ペアで音を重ねて発表していきます。
みんなの前で一人で演奏するのが難しい児童も、ペアであれば安心して演奏することができます。
11グループに分かれ、1組のペアが伴奏をして、他のペアがそれに合わせて歌います。
1曲を最後まで歌い終わるには、2回繰り返して演奏することに気づくことができます。
121組のペアが伴奏し、クラス全員で歌います。
2回繰り返すことで伴奏になることを黒板などを使って、視覚的にも確認しましょう。
令和2年度版小学校音楽科教科書「小学生の音楽2」(教育芸術社)P.61「ばんそうあそび」をもとにしています。