メロディオンの特性
- 誰でも音が出せる
- 広い音域での表現が可能
- 演奏する音が目で見て確認できる
[中学年用]4人でつなごう ~1人ひとりの旋律をつなげたらこんな音楽できちゃった~
一人一人の旋律を生かして、音楽づくりをする。
- これまでに経験しておくことは?
1. 鍵盤ハーモニカの基本的な奏法(持ち方・くわえ方・基本の手のフォーム)
2. 1人1音での即興演奏、2人組での対話演奏(「鍵盤でおしゃべり」)
活動の流れ
11音「ソ」のみで即興演奏をする。→1人1~3音で旋律づくりをする。
基本ルール
POINT
ウッドブロックなどの小物打楽器で拍をきざんだり、キーボードなどのリズムパターンで拍を一定に保ちます。
とまどっている子には、1音をのばすだけでよいと伝え、安心させましょう。


22人組で、対話演奏をする。
相手の旋律をよく聴いて、鍵盤でおしゃべりしましょう。
基本ルール
- 使う音 … ソ・ラ・シ
- 速度 … =88〜100ぐらい
- 拍子 … 4/4拍子
- 小節 … 1小節ずつ(4拍分)



POINT
子どもたちの表現を先生が聴きとり、伝え、みんなで共有しましょう。
34人でつないで演奏する。「はじめ」「なか」「おわり」の構成でつくる。
4人で演奏してみて、どんな順がよいか相談する。

POINT
各グループをまわって、まとまりのある音楽になるようにアドバイスしていきましょう。

POINT
1人1人の旋律は短くても、4人でつないでいくことでまとまりのある音楽になります。
そして、子どもたちにとって愛着のある音楽になることでしょう。
メロディオンの特性
- 誰でも簡単に音が出せて、黒鍵も無理なく演奏でき、位置がわかりやすい
- オクターブや和音などの表現が可能
[高学年用]ちょっぴり背伸び「 ブルースの音楽づくり」
ブルースの和音進行での音楽づくり(ワークシート参照)
- ここでの学び
・コミュニケーションしながら音楽づくり
- これまでに経験しておくことは?
1. 1人2小節での即興演奏
2. 2人組での対話演奏、4小節の音楽づくり
活動の流れ
1基本のルールを確認する。
基本ルール
- 人数 … 2〜3人組
- 小節 … 1〜2小節ずつ
- 使う音 … ブルース音階から指定
- 構成 … 12小節
2C7の和音の響きにのって、即興演奏をする。
- ブルースについて簡単に説明、確認
- 使える音を拡大鍵盤図で確認
- 1~2小節で即興演奏
32人組での対話演奏で4小節の音楽づくり!
- 2人組になり、指定された音で対話演奏
- 12小節のうち、和音や小節を選んで即興演奏
例)C7のみ、F7のみ、G7のみ、はじめの4小節、おわりの2小節、など
4即興演奏から音楽づくりへ
- 2~3人組で相談しながら、即興演奏から音楽づくりへ
- ここはAさん、ここはBさんと分担して
- この小節はソロにしよう、この小節は重ねよう、など
- 「反復」したり、「問いと答え」で演奏したりしよう
- オクターブで演奏しよう、など相談→音で確かめる→相談→音で確かめる→・・・をくりかえして、まとまりのある音楽へとつくりあげる
ワンポイントアドバイス
- ちょっぴり大人っぽい背伸びした旋律づくりは、男子も女子も魅力を感じ意欲的に活動できます。
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拡大鍵盤図で使える音を確認してから、活動を始めましょう。
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子どもたちの実態に応じて、12小節のうち演奏する小節を選択することができます。
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指定した音は4音ですが、その中の1音や2音に限定して演奏することも可能です。その際、子どもたちはリズムも工夫することでしょう。
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考えた旋律が再現できるように、ワークシートにメモしておくとよいでしょう。